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きみとぼくとげんきのひみつ ※性転換
アオキは隣に座って本を読んでいるペパーを見る。長い手脚は脂肪と筋肉が程よく、それでいて素晴らしいバランス感覚で乗っていて、アオキ好みの柔らかさを持っている。アオキの太ももに触れる太ももと尻は、年頃にしては育っている。布越しに触れ合う今... -
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恋が×ぬ音がした
アオキさんが外回りから戻ってくる。空気に溶けるような小さな声に、かろうじて反応できた何人かが、もっと大きい声を出せよ、とツッコミながら迎えている。それにたいして、はあ、らしい返事をしながらアオキさんは自分のデスクに向かう。 支給されて... -
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明日を暮らすために必要なもの
手帳を開いてペンを握ったアオキは、ペパーに家を建てるなら何が必要か尋ねる。突然尋ねられたペパーは、え、と大きな目をさらに大きくして、きょとんとしている。 夕飯を食べ終わり、皿を二人で並んで洗い、食器棚に片付け、団欒の時間を過ごすタイミ... -
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かわいい僕とかわいくないパイセンと先輩の家の探検の話
流石に初回お泊まり会は難易度が高すぎる、と伝えたハルトは、土曜日の昼から遊びに行くと約束を取り付けたのは少し前の話だ。 友人の家とはいえ、旦那のいる身の人間だ。手ぶらは不味かろうと考えたハルトは、無難なおやつによさそうなケーキを持ち寄... -
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愛を示すもの
(ん?) ハルトは暑い、とネクタイを緩めたペパーの胸元にちかりと光るものがあったような、と疑問を浮かべる。太陽の日差しを受けて、きらきらと何かが光ったような――そんな気がした。 今日は気温が上昇するでしょう、と天気予報のお姉さんが朝方伝え... -
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愛とはきっとスパイス色をしているのだ。
「そういや、アオキさんって時々お弁当持ってきてはりますけど、あれって自分で作ってはるんです?」 ポケモンリーグパルデア支部内にある職員用の食堂で昼食に、とハンバーガーセットをテイクアウトしてきたチリは、四天王専用の部屋で同じように昼食を... -
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夕暮れ空、夕食時
仕事終わりの夕飯時、チャンプルタウンの店はどこだって混み合う。それは安くてうまい宝食堂だって例外ではない。 人の多い時間帯にも関わらず、するっと思いの外並ぶことなくカウンター席に案内される。よかった。これ以上並ぼうものなら、腹の虫がス... -
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たわいもない会話が最高の楽しみ
アオキはカーテンの隙間から漏れる日差しで目が覚めた。スマホロトムを確認すれば、朝食には遅く、昼食には早い時間だった。 休日前にはしゃぎたおした夜を過ごした充実感のなか、アオキは隣で抱きまくらのように抱えていたペパーを見る。ふにゃふにゃ... -
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El día que te diga que te quiero
異邦の地ではチョコレートの祭典とも言えるほど、チョコレートが消費される日だという日を前に、ペパーはどうしたものかと悩んでいた。カントーやジョウトのほうでは、女性から意中の男性へチョコレートを贈る日(もしくは友人間でチョコレートを贈り合... -
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え!?チョコレートドリンクを10本飲まないと出られない部屋なんですか!? ※R-18
「……はあ。なるほど、理解に苦しみますね」「どういうことなんだよ……」「看板に書いてあることを試してみないと出られない部屋ですか。あまりにも理解に苦しみます」「でも、他に出られそうな場所は探したけど見当たらねーしなあ……」 一通り真っ白い――た... -
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あなたはかわいいホシガリス、君は愛しいムックルで
俺の名前は話すほどのものではない。 格好をつけてみたが、たまたま仕事でジョウト地方からパルデア地方までやってきただけの、こういうと悲しいが、いわゆるしがないサラリーマンである。恋人いない歴二年目に差し掛かろうとする。そう、今まで恋人が... -
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Día de la esposa cariñosa
イキリンコたちが運ぶカーゴに揺られながら、アオキは昼休み中に聞こえた会話を思い返していた。それは、今日が遠い地では愛妻の日という語呂合わせのイベントがある、というものだった。 今までであればどうでもいいことであったのだが、年下の――随分...